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    カテゴリ:春のセンバツ甲子園 > 第88回センバツ高校野球

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    ★3月31日(第11日決勝)
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    <決勝戦:智弁学園2×-1高松商:延長11回サヨナラ>
    智弁学園エース村上がサヨナラ二塁打!全5試合完投669球!
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    ↑サヨナラで優勝を決め喜び合う智弁学園の選手たち
    智弁学園が延長11回にサヨナラ勝ちで高松商を下し、春夏初めての優勝を決めた。試合を決めたのはエースの村上頌樹投手(3年)。今大会、669球を投げ抜いた右腕の一振りが、激闘に終止符を打った。
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    ↑延長11回、2死一塁の場面で村上が中越えにサヨナラ適時二塁打を放つ

    「良い感じで振り抜けた。抜ければ高橋が帰ってきてくれると思った」と村上。延長十一回2死一塁、初球の浮いた129キロストレートを見逃さなかった。「今まで直球で抑えられてたので、直球しか狙っていなかった」とフルスイングした打球は左中間に向かって伸びていった。
    中堅・安西のグラブは届かず、白球が緑の芝生に弾む。一塁から高橋直暉内野手(3年)が一気にホームへ滑り込み、二塁に到達していた村上は右拳を振り上げた。そこに自然と歓喜の輪ができあがり、抱き合う選手たちの目からは大粒の涙がこぼれた。
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    ↑6回のピンチを三振で切り抜け、拳を固める智弁学園のエース村上
    全5試合を1人で投げ抜いた右腕。最後はボールが上ずった。「終盤には下半身に力が入らなかった。気持ちだけで投げていた」と村上。同点に追いつかれてからは球場全体が高松商を応援していた。古豪が織りなす伝統のパワーが小さなエースに襲いかかった。
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    ↑エース浦が好投も高松商は56年ぶりの春制覇に一歩届かず・・・
    それでも「むしろ楽しかった。ここで抑えたら球場はどうなるんやろうと思って投げていた」と時には笑みを浮かべ、相手の猛攻を防ぎきった村上。「自分たちの代で歴史を変えようと話をしてきた。歴史は変わったと思います」と力を込めたエースが、智弁学園に初の大旗をもたらした。
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    ↑初優勝を遂げ、ナインに胴上げされる智弁学園の小坂監督
    高松商業は、初回無死一、三塁の好機をつかんだが、併殺などでつぶした高松商は1点を追う8回、1死二塁で3番米麦が中前適時打を放ち同点に。9、10回に先頭打者が出塁するも得点に結びつかず、56年ぶりの優勝はならなかった。
    【【2016年春のセンバツ高校野球】第11日目・決勝★智弁学園がサヨナラで高松商破り初優勝!】の続きを読む

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    ★3月30日(第10日・決勝のみどころ)
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    < 3月31日(木)12:30~ 智弁学園 vs. 高松商 >
    エース右腕・村上が1人で投げ抜いてきた智弁学園に対して、昨秋の神宮覇者・高松商は33得点の強打と継投で勝ち上がってきた。第88回センバツ高校野球の頂点を決める決勝戦は、好対照のチーム同士の一戦となった。智弁学園は春夏通じて初の、高松商は春56年ぶり3度目の優勝を目指す。
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    キレのある速球と変化球のコンビネーションが持ち味の村上が打ち出すと止まらない高松商打線に的を絞らせない投球ができるか。高松商は打率1割6分7厘とやや当たりが止まっている1番・安西が出塁できるか。チャンスで勝負強い米麦、植田響、美濃、植田理の中軸に回したい。
    一方、智弁打線は準決勝の龍谷大平安戦で9回に完封負け寸前からサヨナラ勝ちに結びつけたしぶといバッティングが光る。1番・納が準々決勝で4安打、準決勝で2安打と好調をキープ。太田、福元、高橋の主軸も破壊力がある。高松商はエース浦から140キロ右腕・美濃の継投も視野に入れる。 【【2016年春のセンバツ高校野球】第11日目・決勝★智弁学園vs高松商★みどころ&データ比較!】の続きを読む

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    ★3月30日(第10日準決勝)②
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    <第2試合:高松商業4-2秀岳館:延長11回
    古豪・高松商が55年ぶり決勝進出!延長11回で秀岳館退ける!
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    ↑延長11回2死一、三塁、高松商・植田響は中前に勝ち越し適時打を放つ
    第2試合は20年ぶり26回目出場の古豪・高松商(香川)が延長戦にもつれ込んだ激闘の末、4―2で13年ぶり2回目出場の秀岳館(熊本)に競り勝ち、55年ぶりの決勝進出を果たした。
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    ↑延長11回表高松商1死一、三塁、植田響(右)に勝ち越し打を打たれた秀岳館の有村
    追いつかれても粘り、最後に執念で引き離した。延長11回、1死から荒内が絶妙なバントヒットで出塁すると、続く米麦の三ゴロが敵失を誘い一、三塁に。そして植田響が中前に適時打を放って勝ち越し。さらに美濃の左越え適時二塁打で加点した。
    先手を奪ったのは高松商だった。4回、荒内の右前打と二盗で2死二塁とすると、5番・美濃が左前に適時打を放って先制した。6回には先頭・荒内の四球から暴投などで1死三塁とし、植田響が左犠飛を放って無安打で追加点を挙げた。6回に守りのミスもあり同点に追いつかれたが、先発・浦が粘りの投球。最後まで1人で投げ切り、チームを決勝舞台へと導いた。
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    ↑敗退し、応援席へ向かう秀岳館・鍛治舎監督
    秀岳館は2点を追う6回2死一塁から天本が左翼線適時二塁打を放つと、続く広部の遊撃内野安打に敵失が加わり、二走・天本が生還し同点に追いついた。だが、その後は得点を奪えず、初の決勝進出はならなかった。3年以内での全国制覇を目標に掲げた鍛治舎巧監督(64)の挑戦は4強で終わった。高校野球の名解説者としても知られる指揮官は「浦君にうまく投げられ自分たちのスイングができなかった」と話した。
    【【2016年春のセンバツ高校野球】第10日目②・準決勝・第2試合結果まとめ★高松商が決勝へ!】の続きを読む

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    ★3月30日(第10日準決勝)①
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    <第1試合:智弁学園2×-1龍谷大平安:逆転サヨナラ>
    9回に4連打!逆転サヨナラで智弁学園が初の決勝!
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    ↑9回裏智弁学園1死満塁、納が中前2点適時打を放つ
    第1試合は、智弁学園(奈良)と前々回大会優勝の龍谷大平安(京都)が対戦八回まで0点に抑えられていた智弁学園は九回、7番・大橋、8番・中村、9番・青木の連続安打で1死満塁とすると1番・納が中前にはじき返して2者が生還、サヨナラ勝ちした。
    龍谷大平安は三回2死一塁で、4番・橋本の左前安打を外野手が後逸する間に、一走・久保田が長駆本塁をおとしいれて先制。龍谷大平安は左腕・市岡、智弁学園は右腕・村上が先発。両校の投手はテンポ良く投げ込み打たせて取る投球。バックも堅守でもり立て、外野手が突入する走者を本塁で刺すなど再三の好プレーで観衆を沸かせた。智弁の村上は失点1で9回を投げ抜き、4試合全てを完投勝利で飾り決勝進出の原動力になった。
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    ↑9回、納のサヨナラ中前打で勝利し、歓喜の智弁学園ナイン
    最後の場面を「まさか4連打が出るとは思わなかった」と振り返る小坂監督。「終盤に粘り強い」とチームを分析する指揮官は、「相手に行きかけた流れを止めてくれた」と3回に2点目を防いだセンター・青木の本塁への送球を高く評価した。10回目の出場で初の決勝進出。2006年から母校でもある智弁学園の指揮を取る小坂監督は「ここまできたら、次の相手にしっかりと向かって行きたい」と力強く意気込みを語った。
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    ↑龍谷大平安100勝はおあずけ・・・エース・市岡はマメでスライダー投げきれず
    春夏通算100勝を目前としていた龍谷大平安はあと2死が取れず甲子園から姿を消した。。智弁学園が九回の集中打で逆転サヨナラ、龍谷大平安を2-1で降して初の決勝進出を決めた。
    【【2016年春のセンバツ高校野球】第10日目①・準決勝・第1試合結果まとめ★智弁学園が決勝へ!】の続きを読む

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    ★3月28日(第9日)①
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    <第1試合:智弁学園6-0滋賀学園

    <第2試合:龍谷大平安2×-1明石商

    【甲子園から熱戦を生中継 センバツLIVE!】

    <第2試合:龍谷大平安2×-1明石商:延長12回サヨナラ>
    延長戦制し龍谷大平安がサヨナラ勝ち!明石商業を下し4強進出!
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    ↑サヨナラ適時打を放った小川(右手前・8番)を出迎えるナイン
    第2試合は、前々回優勝の龍谷大平安(京都)と初出場の明石商(兵庫)の顔合わせ。今大会2試合目の延長戦となったが、終盤に追いついた龍谷大平安が2-1で明石商にサヨナラ勝ちし、2年ぶりのベスト4にコマを進めた。
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    ↑龍谷大平安先発の市岡
    龍谷大平安は同点の延長十二回2死満塁で小川が左中間適時打を放ちサヨナラ勝ち。スライダーを武器とする龍谷大平安の左腕・市岡、2種類のスプリットを使い分ける明石商の右腕・吉高の好投に両校打線は苦戦。巧みなシフト変更で安打性の当たりを防ぎ、相手得意の犠打も封じた龍谷大平安が守備力で上回って競り勝った。
    ★龍谷大平安・原田英彦監督・・・市岡は最高の出来。最後は小川がよく打ってくれた。(春夏通算99勝とし)ここまで来たら、絶対にあと1勝したい。
    ★明石商・狭間善徳監督・・・悔やむとするなら(同点にされた七回の)盗塁。(捕手の)藤井がないと決めつけて(走者を)注意していなかった。
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    ↑延長12回龍谷大平安2死満塁、龍谷大平安・小川(左奥)にサヨナラ打を打たれうなだれる明石商・吉高
    ★サヨナラ打を放った龍谷大平安の小川・・・打球が左中間に落ちたのを見ると涙があふれてきたという。延長十二回2死満塁。2度スクイズを失敗し、追い込まれていた。「割り切って狙いを直球に絞った」。4球目を振り抜くと、打球は左中間を破った。十回2死満塁で三ゴロに倒れるなど、それまで5打席連続で凡退。「ホッとした。チームメートにはごめん、ありがとうと言いたい」と声を震わせていた。
    【【2016年春のセンバツ高校野球】第9日目①・第1・2試合結果まとめ★智弁学園・龍谷大平安が勝利し準決勝へ!】の続きを読む

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