3月29日(第10日)
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■準々決勝

<第1
試合:履正社8-1盛岡大付

<第2試合:報徳学園8-3福岡大大濠

<第3試合:秀岳館9-2健大高崎

<第4試合:大阪桐蔭4-2東海大福岡
<第4試合:大阪桐蔭(大阪)4-2東海大福岡(福岡)>
大阪桐蔭が2年ぶり4強!早実破った東海大福岡をエース徳山の投打の活躍で降す!
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↑7回2死一・二塁で左前適時打を放つ大阪桐蔭のエース徳山
大阪桐蔭(大阪)が東海大福岡(福岡)を下して2年ぶり3度目の4強入りを果たした。エース・徳山壮磨投手(3年)が10三振を奪い、2失点で完投した。30日の準決勝で秀岳館(熊本)と対戦する。
5回、1死から6番・山田健太内野手(2年)が中前打で出塁。2死一塁から8番・泉口友汰内野手(3年)が右越え三塁打を放ち、1点を先取した。
7回には1死三塁で山田の中前適時打で追加点。さらに2死一、二塁で9番・徳山が左前適時打を放ち、リードを広げた。
東海大福岡は0-3の8回、2死一、二塁で4番・遠藤が左越え二塁打を放ち1点差に詰め寄ったが、その裏に大阪桐蔭が1死二、三塁から福井章吾捕手(3年)の犠飛で1点を奪った。
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↑2失点で完投した大阪桐蔭先発のエース徳山

徳山は「とにかく粘って投げようと思った。(8回のピンチは)ギアを上げるというか、思い切り投げた」と投球を振り返った。バットでも七回に適時打を放ち「チームに勢いをつけられてうれしかった」と振り返った。
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↑大阪桐蔭に敗れ、名残惜しそうに甲子園を去る東海大福岡のエース安田
1回戦の神戸国際大付戦、2回戦の早実戦とひとりで投げ続けてきた右横手の安田。この日も粘りの投球で強力打線を相手に好投を続けた。6回までは1失点。疲れの見えた7回に4安打を浴びて2点を奪われたが、最後までマウンドに立ち続けた。
大阪桐蔭の西谷監督に「安田くんをどうして打てないのかとビデオを見たけど、なかなか糸口が見つからなかった。いい投手で苦しみました。」と言わせる見事なピッチングだった。
<第1試合:履正社(大阪)8-1盛岡大付(岩手)>
履正社のエース竹田が省エネ投球!6回まで完全で盛岡大付破り4強!
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↑履正社のエース竹田は6回までひとりの走者も許さない完全投球を見せた
履正社は先発・竹田が9回2安打1失点で完投。エース右腕がわずか92球の快投劇でチームを3年ぶりの4強へ導いた。岡田龍生監督は、この日の竹田の投球を「省エネ投球」と形容。「バランスが良かった。低めに丁寧に投げて、ストライク先行したことが良かった」と総括した。
打線も盛岡大付の好投手・三浦瑞を攻略し、5回に一挙5得点。「そう簡単に点を取れる投手ではないと思っていたが、狙い球を思い切って振ることを徹底してくれた」とたたえた。
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↑5回表履正社2死満塁で履正社エース竹田が2点二塁打を放つ

準決勝は報徳学園(兵庫)と福岡大大濠(福岡)の勝者と対戦することになるが、「ここまで来たので思い切ってやってほしい」と選手たちの伸び伸びとしたプレーに期待していた。
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↑5回2死一、二塁、マウンドで渋い表情をみせる盛岡大付・先発の三浦瑞
盛岡大付・背番号10の左腕・三浦瑞は履正社の強力打線を4回まで無失点に抑えていたが、守りのミスから失点し、涙を飲んだ。5回、簡単に2死を取ったまではよかった。溝辺に中前安打を許した後、安田の二塁へのゴロを小林が後逸。四球を与えて満塁とピンチを広げると、暴投で先取点を奪われた。
走者を出しながらも踏ん張っていた三浦瑞が、自分のミスも重なって気落ちしてしまったのか。四球で再び満塁とし、竹田、筒井に連続2点二塁打を浴びて、スコアボードに大きな5点が刻まれた。関口監督も「エラーの後のタイムリーでチームに少し元気がなくなってしまったかなと思います」と守備のほころびを悔やんでいた。

<第2試合:報徳学園(兵庫)8-3福岡大大濠(福岡)>
報徳学園が福岡大大濠を降し4強!今大会で勇退の永田監督「素晴らしい生徒に囲まれ幸せ」
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↑8回裏2死・ソロ本塁打を放ち永田監督(左)とハイタッチをかわす報徳学園の岡本
1回に篠原翔太捕手(3年)の適時二塁打で先制。3回には4連打を含む5安打を集め3点。その後も加点し8点を奪った。守っては先発西垣雅矢(3年)から池上颯(3年)とつないで3失点で逃げ切った。
今大会限りで勇退する永田裕治監督は「素晴らしい生徒たちに囲まれた幸せです。(継投に関しては)もう少し早く代えてもよかった」と話した。明日30日の準決勝の相手は同じ近畿勢の履正社(大阪)。「秋のチャンピオンですしチャレンジャー精神でぶつかっていきたい」と話した。

延長15回引き分けと再試合を連続完投した翌日で、疲労も考慮して登板回避で臨んだ試合。先発徳原世羅投手(2年)、西隼人外野手(2年)、そして古賀悠斗捕手(3年)までもマウンドに上がるスクランブル態勢も8失点と実らなかった。3投手すべて公式戦初マウンド。
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↑公式戦初登板となった背番号2の古賀

古賀は「負けてくやしい。三浦はこんなプレッシャーの中、投げてるのかと思うとあらためてすごいと思った」と下を向いた。
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↑準々決勝は登板せず敗れ福岡大大濠の三浦は悔しそうな表情で引き揚げる
三浦は初回、1点を先制され先発徳原から西にスイッチした直後に、ブルペンに走ったが、すぐに戻された。4点ビハインドの8回にはブルペンで立ち投げでの投球練習を行ったが思いは通じなかった。「負けて悔しい。投げたい気持ちはあった。負けてしまったが、打線が追い上げる姿を見て感動した。夏には球速を上げないといけないし、チェンジアップの精度も上げないといけない」とリベンジを誓った



<第3試合:秀岳館(熊本)9-2健大高崎(群馬)>
秀岳館が投打に健大高崎を圧倒!鍛治舎巧監督は3季連続ベスト4進出!
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↑秀岳館の先発左腕・川端は「機動破壊」の健大高崎打線相手に2失点完投
秀岳館は先発左腕・川端が「機動破壊」の健大高崎打線相手に2失点完投。打線は木本の2ランなど15安打で快勝した。3季連続の4強進出に鍛治舎監督は「選手が積み重ねた努力が成果になる。頑張ってくれている」と選手を称えた。
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↑追加点に喜ぶと鍛治舎巧監督(右)と秀岳館の選手たち
相手は機動力を誇る健大高崎だったが「盗塁はいくらされても、落ち着いたプレーをしようと話した」と振り返ったように、川端の好投やバックの好守など相手の足に負けない守備で試合の主導権を握った。次戦は去年2度とも決勝進出を阻まれた準決勝。「3度目の正直になるか分かりませんが、次頑張ります。まずは準決勝。最後まで全力でやりきることが大切。選手には思いっきりやってほしい」と意気込みを語った。
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↑健大高崎の伊藤は初回に先制の2ランを浴びるなど4回途中7失点でマウンドを降りた
健大高崎は3投手の継投も、9失点と大量失点した。打線も1回1死三塁の好機に、今大会2本の満塁打を放った3番山下航汰内野手(2年)、4番渡口大成内野手(3年)が、連続三振。秀岳館・川端の140キロを超える直球、スライダーに翻弄(ほんろう)され、13奪三振を喫した。
青柳博文監督(44)は「(初回の)あんなホームランを見て、みんながびっくりした。点差が開くと、機動力も生きないですからね。最後は体力負け、気力負けですね」と話した。エース伊藤は「甘い球をとらえられた。高めに抜ける球も全部持って行かれた」と悔しさをにじませた。