高校野球・甲子園・まとめ速報

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    2017年08月

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    ★8月23日(水)【第14日:決勝】
    → 人気 Ranking

    <決勝戦:花咲徳栄(埼玉)14-4広陵(広島)>
    花咲徳栄が悲願の初優勝!強力打線爆発で埼玉県勢として夏初制覇!
    2017082301
    ↑9回裏広陵2死満塁、佐藤を右飛に打ち取りガッツポーズを見せる清水

    2017082304
    ↑優勝を決め歓喜の輪を作る花咲徳栄ナインの向こうで天を仰ぐ中村
    花咲徳栄(埼玉)が広陵(広島)を14―4で下し、埼玉県勢初の夏優勝を勝ち取った。
    計16安打14得点と猛打で圧倒してつかんだ初優勝。岩井隆監督は「本当につらい道をひとつひとつ、一歩一歩よく駆け上がってくれたと思いました」と感無量。試合前は「日本一ということは富士山と同じ。一歩一歩上っていこう」と士気を高めたといい、「選手が私を信じて、日々つらい練習を成し遂げてくれた結果が、また甲子園が打たせてくれたヒットもたくさんあった。感謝の気持ちでいっぱいです」とかみ締めるように語った。
    先発の綱脇、5回からはエース・清水の両投手が計13安打を打たれながらも最少失点で抑え「やっと2人がそろったので半分ずつということで、今日はよく投げてくれた」と目を細めた。
    2017082305
    ↑初優勝し、インタビューに答える花咲徳栄の岩井隆監督
    埼玉県勢の夏の決勝進出は93年春日部共栄以来24年ぶり3度目。“三度目”の正直に「いつも県民の皆様にはご声援やご支援をいただいている。悲願の優勝、なんとか成し遂げました」と喜びを爆発させた。
    2017082306
    ↑決勝で6打数3安打4打点の活躍を見せた3番・西川愛也
    花咲徳栄の千丸剛主将(3年)、五回途中から登板した清水達也投手(3年)の優勝インタビューは以下の通り。
    ■これまで先輩たちが成し遂げられなかった、悲願の初優勝。
    千丸「本当に、先輩たちが悔しい思いをしているのを見てきて、自分たちこそはと我慢しながら頑張ってきた。その結果が出てうれしいです」
    ■すばらしい打撃だった。
    千丸「後ろに西川、野村がいるのでつなぐ気持ちで打った結果」
    ■今大会で一番早いボールを投げた。どんな大会だったか。
    清水「一生、記憶に残る大会になった」
    ■広陵・中村君との勝負は。
    「最後(広陵・中村に)一番自信を持っているまっすぐで勝負したが、打たれた。その真っすぐを簡単に打たれてしまって。こんなすごい打者がいるんだと思った」
    ■今の気持ちを一言。
    千丸「やったぞー!」
    2017082307
    ↑敗れた広陵・中井監督(左)と中村
    広陵・中井哲之監督(55)は「残念だったですね」とポツリ。大会での活躍が光った中村については、「きょうも含めてよく打った。ただウチは個人で野球をやっていません。サポートした3年生のおかげで中村も打てた」と語った。チームの2失策には「もっと記録に残らないエラーが出てしまった」と悔やんだ。
    2017082302
    ↑9回広陵1死一塁、左線二塁打を放ち大会最多安打に並んだ中村
    大会新記録の6本塁打を放っていた中村奨成捕手(3年)は5打数3安打。今大会通算19安打で大会タイ記録とした。また、二塁打も通算6本とし、1大会最多二塁打記録に並んだが、この日は本塁打が出なかった。
    【中村選手の一問一答】
    ■試合が終わっての感想は。
    「悔しいですけど、最高の仲間と一緒にここまで来られて幸せです。一生の宝物になりました」
    ■9回の二塁打については。
    「何とかつなごうと思っていた。1年生から使ってもらっていたので、中井先生に優勝で恩返ししようと思っていたが、ここまで来られて恩返しできたかなと」
    ■今後については。
    「この悔しさを糧に、プロの舞台に立って、悔しさを晴らしたい」
    ■数々の打撃記録を残したことは。
    「優勝して、記憶にも記録にも残りたかった。満足していない」
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    ★8月22日(火)【第13日:準決勝】
    → 人気 Ranking

    <第1試合:広陵(広島)12-9天理(奈良)

    2017082202
    広陵・中村「清原さん超えたい」現実に!大ブレイク中のイケメン捕手が新記録の6本目!

    <第2試合:花咲徳栄(埼玉)9-6東海大菅生(西東京)延長11回
    2017082206
    ↑決勝進出を決めガッツポーズの花咲徳栄・150キロ右腕の清水

    <第1試合:広陵(広島)12-9天理(奈良)>
    「怪物だ」観客も興奮!広陵・中村の清原超え6本塁打で決勝へ!
    2017082201
    ↑5回広陵無死、広陵・中村は左中間に同点ソロを放ち大会6号の新記録!
    今秋ドラフト1位候補・広陵(広島)の中村奨成捕手(3年)は初回に先制2ラン、5回に同点ソロ本塁打を放って今大会6本塁打とし、1985年に清原和博(PL学園)がマークした1大会個人最多本塁打記録を更新した。
    中村は初回1死二塁の第1打席、天理先発・碓井涼の初球を捉えてバックスクリーンへ先制2ラン。
    2017082203
    ↑1回表広陵1死二塁、中村が中越えに2点本塁打を放つ
    3回は1死から遊飛に倒れた。3―4と1点を追う5回には先頭で打席に立つと、2ボールからのシュートを左中間へ運び、同点ソロで試合を振り出しに戻した。中村は6回は敬遠四球で1死満塁の好機をつくり、5番・平元の勝ち越し2点適時打を演出。6―4の7回2死満塁では走者一掃の適時二塁打、10―6の9回2死二塁では中前適時打をマークして今大会17打点とし、萩原圭悟(大阪桐蔭)の1大会個人最多打点記録(15打点)も更新した。
    2017082204
    ↑5回裏天理無死一、三塁、城下(左)のスクイズが小飛球となり、広陵の捕手中村(中央)が好捕
    2本のホームランを外野で見送った天理・杉下海士外野手(3年)は「エグかったです。これがプロ(注目打者)の打球かと思った。(投手が)どこに投げても打たれている感じ。すごい打者でした」と驚がくの表情だった。
    中村は今大会、初戦の1回戦、中京大中京戦で2発をマークすると、秀岳館との2回戦では9回に左越え3ラン。3回戦の聖光学院戦では9回に3試合連発の決勝2ランを放って計4本とし、平田良介(大阪桐蔭)、北條史也(光星学院=現八戸学院光星)らに並んでいた。20日の準々決勝・仙台育英戦では2安打2得点の活躍ながら一発は出ず、大会史上初の4試合連続本塁打は逃していた。
    自身も天理での高校時代に甲子園でアーチを放った中村良二監督(49)は「中村君は本当にすごい。清原さんの記録を抜いたんでしょう。時代の流れですね。うちの選手にもホームランが出たし」と本塁打量産の大会を振り返りながらも「すごく雰囲気があった。打撃も中村君、守備も中村君、何かことがあれば中村君。で他の選手が見劣りするかといえば決してそうではない。広陵は素晴らしいチームだった」と相手をたたえた。
    その上で「昨年を考えれば、まさかまさかです。天理らしい野球をやってくれた。選手を成長させてくれる場所でした」と27年ぶりの4強進出と大きな結果を出した後輩ナイン、そして甲子園に感謝した。
    【【2017年夏の甲子園】第13日目・試合結果まとめ★広陵・中村が清原超え6本塁打大会記録更新!広陵・花咲徳栄が決勝へ!】の続きを読む

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    ★8月20日(日)【第12日:準々決勝】
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    <第1試合:東海大菅生(西東京)9-1三本松(香川)


    <第2試合:天理(奈良)13-9明豊(大分)

    <第3試合:広陵(広島)10-4仙台育英(宮城)>

    <第4試合:花咲徳栄(埼玉)10-1盛岡大付(岩手)>

    <第3試合:広陵(広島)10-4仙台育英(宮城)>
    広陵が粘る仙台育英下し10年ぶり4強!中村の4試合連発はならず・・・
    2017082001
    ↑1回表広陵1死一塁、中村奨成は中越え二塁打を放つ
    広陵は序盤、中村の2安打が起点となる6点で主導権を握ると4試合連続の2桁安打の15安打10得点。準優勝の07年以来10年ぶりに4強に進出した。
    広陵は1回戦から連続の2桁安打で8強入り。仙台育英は3戦計4失点、1失策で勝ち上がってきた。打撃好調な広陵が1回、先制した。3番中村の左中間二塁打などで作った好機。4番加川の犠飛、6番大橋の中前適時打などで3点を奪った。広陵は3回、先頭中村が左前打で出塁すると二盗。2死二塁から大橋、7番松岡の連続二塁打、さらに8番丸山も右前打で続き3点を加えた。
    2017082002
    ↑3回表広陵2死二塁、長谷川(左)にボールを渡し、マウンドを降りる佐川
    6点を追う仙台育英は3回、先頭の1番西巻が左二塁打。1死三塁とし3番山田の犠飛で1点。6回は2死無走者から4番長谷川、5番杉山、6番尾崎の3連打で1点。中盤の反撃で2-6とした。広陵は7回1死一、三塁から松岡の遊撃手強襲の内野安打で7点目。9回にも3点を奪いダメを押した。東北勢、悲願の初優勝を目指す仙台育英は9回に2点を返したが、準々決勝で姿を消した。
    4試合連続本塁打の大会新記録が期待された広陵の中村はこの日、5打数2安打も本塁打は出なかった
    【【2017年夏の甲子園】第12日目・試合結果まとめ★ベスト4出揃う!東海大菅生・天理・広陵・花咲徳栄が勝利!】の続きを読む

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    ★8月19日(土)【第11日】
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    <第1試合:盛岡大付(岩手)12-7済美(愛媛)延長10回


    <第2試合:花咲徳栄(埼玉)10-4前橋育英(群馬)

    <第3試合:広陵(広島)6-4聖光学院(福島)>

    <第4試合:仙台育英(宮城)2×-1大阪桐蔭(大阪)>

    <第4試合:仙台育英(宮城)2×-1大阪桐蔭(大阪)>
    仙台育英が奇跡の逆転サヨナラ!大阪桐蔭は春夏連覇ならず・・・
    2017081907
    ↑9回裏仙台育英2死満塁、馬目は中越えにサヨナラ二塁打を放ちガッツポーズ
    仙台育英(宮城)が9回2死から逆転サヨナラ勝ちした。史上初となる2度目の春夏連覇を目指した大阪桐蔭(大阪)は8強入り目前の最後のアウトを取りこぼし、悪夢の敗戦となった。
    0-1の9回、仙台育英は2死から杉山拓海外野手(3年)が中前打で出て二盗に成功し、渡部夏史捕手(3年)が死球で出塁。続く若山壮樹内野手(3年)の遊ゴロを大阪桐蔭の泉口友汰内野手(3年)が一塁へ送球し、タイミングはアウトだったが、一塁・中川卓也内野手の足がベースを離れ「セーフ」の判定となった。思わぬ形で2死満塁と逆転サヨナラ機が訪れた仙台育英は、途中出場の馬目郁也内野手(3年)が中越えに適時二塁打を放ち、2走者が生還した。
    試合は大阪桐蔭・柿木蓮投手(2年)、仙台育英・長谷川拓帆投手(3年)の好投で七回まで両校がゼロ行進。大阪桐蔭は八回1死から2番・山本武蔵外野手(3年)が左線二塁打で出て、3番・中川が三塁の頭上を越す適時打を放ち1点を先制した。
    2017081909
    ↑サヨナラ負けし甲子園を去る大阪桐蔭・西谷監督(右)と選手たち
    大阪桐蔭の西谷浩一監督は、「夏の日本一だけを目指してきたが、子供たちの頑張りを勝利に導いてやれず、監督として申し訳ない気持ちです」と語った。1-0での勝利目前に思わぬ失策から悪夢の逆転サヨナラ負けを喫したが、「全員で戦ってきて、だれがどうこうではなく皆で戦ってきた。これを持ち帰り1、2年生は今後へつなげてほしい」などと話した。
    2017081908
    ↑勝利して笑顔を見せる仙台育英・佐々木監督
    試合後の仙台育英・佐々木順一朗監督(57)との一問一答は以下の通り。
    ■劇的な勝利
    「夢みたい。うれしいを通り越している」
    ■馬目には
    「必ずおまえに回ってくるから。『ドラマはおれたちで作るんだとずっといってきただろ、最高のシチュエーションじゃないか』と円陣で話した」
    ■選手たちはあきらめてなかった
    「9割ぐらいはあきらめていたんじゃないか。10割はあきらめていないということ。まだ何かあると。馬目がヒーローになってくれたことがうれしくて仕方がない」
    ■なかなか点を取れず
    「ロースコアを期待していた。何となると思っていた。理想的な展開だった」
    ■勝てた要因は
    「九回、守備から帰ってきたとき、これ以上ないぐらいの笑顔だった。頼もしかった」
    ■広陵戦は
    「すみません。いまは何も考えられない」

    【【2017年夏の甲子園】第11日目・試合結果まとめ★試合終了が一変!仙台育英が大阪桐蔭に奇跡のサヨナラ勝ち!広陵中村が今大会4本目決勝本塁打!盛岡大付・花咲徳栄が勝利!】の続きを読む

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    ★8月18日(金)【第10日】
    → 人気 Ranking

    <第1試合:天理(奈良)2-1神戸国際大付(兵庫)延長11回


    <第2試合:三本松(香川)5-2二松学舎大付(東東京)

    <第3試合:明豊(大分)9×-8神村学園(鹿児島)延長12回

    <第4試合:東海大菅生(西東京)9-1青森山田(青森)>

    <第3試合:明豊(大分)9×-8神村学園(鹿児島)延長12回>
    明豊が土壇場から4点奪って逆転サヨナラ勝ち!神村学園との延長12回の激闘制す!
    2017081805
    ↑12回神村学園・金城(左)が明豊・浜田に四球を与えサヨナラの押し出し
    明豊(大分)は、延長12回に浜田太貴外野手が押し出し四球を選び、サヨナラ勝ち。3点をリードされた12回は二死走者なしと追い込まれたが、土壇場から3点差をひっくり返し、神村学園(鹿児島)に逆転勝ちした。九州勢対決の死闘を制して、2009年以来となる準々決勝進出を決めた。
    勝利目前の9回2死から3点を失い、延長戦に持ち込まれた明豊。逆に延長12回には3点を奪われ万事休すかという雰囲気に包まれたが、驚異の粘りだ。その裏は2死走者なしから6番・本多、7番・吉村の連打と代打・三好の四球で満塁に。9番・菅の場面で神村学園・金城が暴投。三走が生還して1点。さらに菅が左前へ2点打を放ち、同点に追いついた。
    勢いに乗る明豊は、1番・三村が投手強襲安打、2番・琉が四球で出塁し、2死満塁に。ここで2試合連続本塁打を放っている3番・浜田が押し出し四球。ナインは歓喜の声を上げた。
    神村学園は終盤に4点を奪い延長戦に持ち込み12回には3点を勝ち越し。しかし、3番手で登板した金城が最後に崩れた。
    2017081806
    ↑延長12回裏、明豊2死満塁、浜田に押し出し四球を与え肩を落とす神村学園の金城
    ■明豊・川崎絢平監督「(延長12回2死からのサヨナラ勝ちに)ベンチから見ていて選手たちの成長を頼もしく見ていた。冷静を保ちながらできたのがよかったのかなと。最後は(押し出し)四球でしたが、一番回ってきてほしい打者(浜田)に回ってきてくれた」
    ■神村学園・小田大介監督「持てる力をすべて出し切った。最後にう守り切れなかったが、ここまで連れてきてくれた選手に感謝の気持ちが一番です」
    【【2017年夏の甲子園】第10日目・試合結果まとめ★明豊が土壇場から4点奪い逆転サヨナラ!天理・三本松・東海大菅生が勝利!】の続きを読む

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