高校野球・甲子園・まとめ速報

高校野球情報専門チャンネルです。マニアックな情報から面白ネタまで!高校野球ファンならニヤッとすること間違いない!?

    2016年09月

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    ★9月3日★決勝戦
    (vs台湾代表:台中インターコンチネンタル野球場)

    → 人気 Ranking


    ★侍ジャパンオフィシャルサイト

    <日本代表1-0台湾代表>
    u1809040
    ↑台湾に勝利し優勝を決めた高校日本代表はマウンドで喜びを爆発させた
    高校日本代表が、今夏の甲子園優勝投手の今井達也(作新学院3年)と「巨人・田口2世」の左腕・堀瑞輝(広島新庄3年)の1安打完封リレーで地元・台湾を1―0で破り、2011年以来2大会ぶり史上最多5度目の優勝を飾った。
    今大会全6試合中、5完封で計1失点と投手力でつかんだ全勝V。3位決定戦は韓国が中国を下し、日本、台湾、韓国が来年のワールドカップ(カナダ)の出場権を得た。
    u1809042
    ↑小枝監督は大会通算1失点の投手陣に「素晴しいの一言」と語った
    ベンチから寺島、今井が、ブルペンからは藤平、高橋と「BIG4」が、堀を目がけて突進した。左腕の147キロ直球が内角低めに決まると、最強投手陣を中心に歓喜の輪が広がった。
    u1809045
    ↑6回から2番手で登板した堀(広島新庄)は大会通じて投手陣を支えた
    0―0の6回から2番手で登板した「巨人・田口2世」は、4イニングを無安打1四球無失点で毎回8K。「寺島は1ストライク目と、決めにいく球で力の入れ具合が違う。大人のピッチングだった」。同じ左腕のドラフト1位候補に刺激を受け、胴上げ投手に輝いた。
    u1809043
    ↑先発の今井(作新学院)は5回1安打無失点「みんなに助けられた」と語った
    先発した今井は、直球主体の投球で、ソフトバンクのスカウトのスピードガンでは、最速149キロをマーク。5回3四球ながら1安打無失点で踏ん張った。「エースナンバーを背負っている以上、大事な試合でゼロで投げ切れてよかった」。背番号18の責任を果たし、1安打完封リレーにつなげた。
    チームは6試合中5戦でシャットアウト。計48回11安打1失点の防御率0・19で、77奪三振とアジアの打者を斬り捨てた。今井は語る。「寺島、藤平と話して、リリースの感覚はそれぞれ違うと感じた。自分ははじく。寺島は握りつぶす。藤平は押し出す。感覚で球の質が変わってくる」。股関節や胸郭の動きを整えたり、指先や脳の活性化を図ったり、宿舎でも各自が意見を出し合った。
    u1809046
    ↑元中日右腕を父に持つ佐藤勇基(中京大中京)はベストナインに「玄人好み」の好守で優勝に貢献した
    9回には、今大会打者1人に2球を投げただけの藤平が投球練習を行い、3日の韓国戦で8回途中1失点だった高橋は、早川とキャッチボールで備えていた。投手担当の東コーチは「もったいないくらい」と笑った。アジアの頂点を奪還した若き侍投手陣が、4年後の東京五輪、さらにその先へと高め合う。
    u1809041
    ↑「気持ちで打った」決勝打の納(智弁学園)が大会MVP獲得
    ★V打・納(おさめ)がMVP★
    納(おさめ)が優勝を決める決勝打を放ち、MVPに輝いた。6回2死一、三塁で均衡を破る右前適時打。「技術うんぬんより、気持ちで打った」と跳び上がりながら、右手を突き上げた。智弁学園で今春センバツVに導いたリードオフマンは、3日から打順が1番から8番に降格していた。「反骨心があった。今まで迷惑をかけていたので、チームに貢献したかった」とうっぷんを晴らし、笑顔がはじけた。


      このエントリーをはてなブックマークに追加
    ★9月3日★セミファイナルラウンド2回戦
    (vs韓国代表:台中インターコンチネンタル野球場)

    → 人気 Ranking


    ★侍ジャパンオフィシャルサイト

    <日本代表3-1韓国代表>
    u1809030
    ↑韓国を1失点に抑えた(左から)高橋、堀、藤平の投手陣
    韓国と対戦した日本は、1点を追う4回に相手のミスと入江大生(作新学院)のタイムリーなどで3点を奪い逆転。このリードを高橋昂也(花咲徳栄)、堀瑞樹(広島新庄)、藤平尚真(横浜)のリレーで守り抜き、日本が3-1で勝利し、決勝進出を決めた。
    u1809031
    ↑力投する日本先発の高橋昂也(花咲徳栄)
    先発は今大会初登板となった高橋昂也(花咲徳栄)。2回まで無安打に抑えたが3回、一死二塁からイ・ジュンホにレフト前タイムリーを浴び先制を許し、日本は今大会初失点を喫する。
    u1809032
    ↑絶妙な全力疾走で逆転劇を生んだ林中勇輝(敦賀気比)

    早く追いつきたい日本は直後の4回、二死一、二塁から林中勇輝(敦賀気比)の打球を処理した韓国のショートが悪送球し、同点に追いつくと、相手バッテリーミスの間に1点を奪い逆転。さらに、入江のタイムリーヒットが飛び出し、この回3点を挙げた。
    u1809035
    ↑8回のピンチも度胸満点の救援を見せた堀(広島新庄)
    2点のリードをもらった高橋は、尻上がりに調子を上げていき、韓国打線を封じていく。8回に二死一、三塁とピンチを作ったところで、堀瑞樹(広島新庄)がマウンドへ。堀はナ・ジョンデオクを空振り三振に仕留め、ピンチを凌いだ。堀は9回二死まで登板し、二死から藤平が最後の打者を左飛に仕留め試合を締めた。
    u1809033

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    ★9月2日★セミファイナルラウンド初戦
    (vs中国代表:台中インターコンチネンタル野球場)

    → 人気 Ranking


    ★侍ジャパンオフィシャルサイト

    <日本代表8-0中国代表>
    u1809021
    ↑7回を投げ無安打13奪三振の寺島
    3連勝でグループAの1位通過を決めた高校日本代表はセミファイナルラウンドの初戦でグループB・2位の中国と対戦。寺島成輝(3年)=履正社=、早川隆久(3年)=木更津総合=の左腕コンビがヒットを1本も許さない無安打無得点リレーの好投を見せ、中国に快勝した。
    日本の先発・寺島は、初回に3者連続三振を奪うとその後も150キロに迫るストレートを中心に中国打線を翻弄。6回まで走者を出さないパーフェクトに抑え、7回に四球で走者を出すが、直後にけん制で誘い出し二塁で刺し、この回も3人で打ち取った。
    u1809022
    寺島は7回の打席に立ったが、8回からは早川が2番手として登板。代わった早川も8、9回を3人ずつで打ち取り無安打無得点。高校日本代表は見事なノーヒットノーラン・リレーをみせた。寺島は7回を投げ打者21人、無安打13三振1四球、早川は2回を投げ打者6人、無安打4三振。
    u1809023
    打っては4回に4番・久鬼隆平(3年)=秀岳館=の左越え本塁打で先制。
    u1809024
    さらに1死満塁から佐藤勇基(3年)=中京大中京=のスクイズで2点目。
    5回には1死満塁から林中勇輝(3年)=敦賀気比=の走者一掃の左中間三塁打で3点を追加。7、8回にも加点し、計8点を奪った。

    u18090206
    ↑先制本塁打を放った久鬼隆平(3年)=秀岳館
    u1809025
    ↑スクイズと好守で存在感をみせた佐藤勇基(3年)=中京大中京
    u18090207

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    ★9月1日★1次リーグA組
    (vsインドネシア代表:台中インターコンチネンタル野球場)

    → 人気 Ranking


    ★侍ジャパンオフィシャルサイト

    <日本代表35-0インドネシア代表:5回コールド>
    u1809011
    ↑先発した藤嶋(東邦)は5回参考ながらパーフェクトゲームを達成
    侍ジャパンU-18代表は1日、台中で予選ラウンド最終戦を迎え、インドネシア代表と対戦。打っては22安打で35得点、投げては先発した藤嶋健人(東邦)が5回を10奪三振の完全投球で圧倒し、5回コールド勝ちを収めた。
    香港とチャイニーズ・タイペイに連勝し、早々と予選ラウンド突破を決めた侍ジャパンU-18。この日は初回から猛打が爆発する。
    u1809013
    まずは先発の藤嶋が三者連続三振のスタートを切ると、打線が初回から打者15人の猛攻で11得点。相手のエラーや失策を絡めて得点を重ねていく。2回にも入江大生(作新学院)の一発などで12点を挙げると、3回と4回にも6点ずつを追加。スコアボードに35点を刻み、コールドがかかる5回の表の守備を迎えた。

    先発の藤嶋は長い攻撃にも集中力を切らすことなく、5回もあっと言う間の三者凡退。5回・打者15人に対して10奪三振の無四球・無安打、無失点。5回参考ながらパーフェクトゲームを達成し、予選ラウンド最終戦を大勝で飾った。夏の甲子園以来の登板となった藤嶋は、初回から3者連続三振を奪い、5回で10K。ほかのアウトは内野ゴロ5個で、外野に飛んだ打球はなし。「久しぶりにマウンドに上がるチャンスをもらって、思い切り投げた」と笑顔を見せた。
    u1809015
    ↑2回本塁打を放った入江(作新学院)を迎える小枝監督
    打線は、今秋ドラフト1位候補左腕・寺島成輝(履正社=3年)が「4番・左翼」で4打数4安打4打点をマークするなど22安打で35点を挙げ、3連勝で2日からのスーパーラウンドに弾みをつけた。
    u1809012
    ↑2回2死三塁、左越え適時三塁打を放つ寺島
    初戦に先発した寺島は野手として“初出場”。2回2死三塁で左中間へ適時三塁打を放つと、打者一巡し、さらに2死満塁で中前に2点タイムリー。「4番はびっくりした。しっかりチームに貢献できた」と胸を張った。
    u1809014
    なお、明日からはセミファイナルラウンドに突入。次戦は日本時間2日の19時より、グループBの2位チームと対戦する。

    このページのトップヘ