早実の怪物スラッガー・清宮幸太郎内野手(1年)が、中堅にコンバートされることが27日、分かった。春季高校野球東京都大会1次予選(3月13日開幕)、本大会(4月1日開幕)の組み合わせ抽選が都内で行われ、清宮は新たに背番号8で登録された。
昨年の同校公式戦ではすべて一塁で出場したが、今年は初の外野で挑む。早実は4月1日の本大会1回戦(相手は未定)から登場。上位2校は春季関東大会(5月21日開幕、群馬)に出場する。
84センチ、97キロの清宮が、プロでも異例の超大型センターとして躍動する。この日、春季都大会の抽選で1次選手登録が行われ、清宮は背番号8と記された。
国定貴之部長(31)は「おそらく一塁ではなく中堅になる。(小、中学を含め)これまで試合で守ったことはないと思う」と仰天の転向プランを明かした。
昨年末の千葉・鴨川キャンプで、和泉実監督(54)は「適性を見ながら、いろんなものを試したい。投手と捕手以外は、みんながどこでも補えるようにしないといけない」と清宮の内外野ユーティリティーを含めた大胆なコンバート案を示唆していた。
主砲は練習で三塁、遊撃と試されたが、二遊間を含めたセンターラインの強化を図ったところ、新たな中堅として白羽の矢が立った。強肩かつ俊敏 東京北砂リトル時代に投手で最速130キロを誇り、世界一に導いた鉄砲肩は、遠投100メートルと健在。大柄な体格にして50メートル6秒5と俊敏で、柔軟性も併せ持つ。
すでに練習では外野でノックを受けて、フライ捕球も器用にこなしているという。2年連続の夏の甲子園出場に向けて、一塁との二刀流オプションにとどまらず、中堅が新たな定位置となりそうだ。
昨年は同じ東京勢の関東第一のオコエ(楽天ドラフト1位)が、中堅として快足を生かしたプレーで、夏の甲子園、U―18W杯を沸かせた。 高校日本代表の先輩からフットガードを譲り受けた清宮は、「甲子園で優勝できなかった思いが強い。また戻るための活力、糧にして、頂点を目指したい」と語っていた。スケール感たっぷりの巨体からあふれ出す怪力で、新時代のセンター像を築いていく。
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昨年の同校公式戦ではすべて一塁で出場したが、今年は初の外野で挑む。早実は4月1日の本大会1回戦(相手は未定)から登場。上位2校は春季関東大会(5月21日開幕、群馬)に出場する。
84センチ、97キロの清宮が、プロでも異例の超大型センターとして躍動する。この日、春季都大会の抽選で1次選手登録が行われ、清宮は背番号8と記された。
国定貴之部長(31)は「おそらく一塁ではなく中堅になる。(小、中学を含め)これまで試合で守ったことはないと思う」と仰天の転向プランを明かした。
昨年末の千葉・鴨川キャンプで、和泉実監督(54)は「適性を見ながら、いろんなものを試したい。投手と捕手以外は、みんながどこでも補えるようにしないといけない」と清宮の内外野ユーティリティーを含めた大胆なコンバート案を示唆していた。
主砲は練習で三塁、遊撃と試されたが、二遊間を含めたセンターラインの強化を図ったところ、新たな中堅として白羽の矢が立った。強肩かつ俊敏 東京北砂リトル時代に投手で最速130キロを誇り、世界一に導いた鉄砲肩は、遠投100メートルと健在。大柄な体格にして50メートル6秒5と俊敏で、柔軟性も併せ持つ。
すでに練習では外野でノックを受けて、フライ捕球も器用にこなしているという。2年連続の夏の甲子園出場に向けて、一塁との二刀流オプションにとどまらず、中堅が新たな定位置となりそうだ。
昨年は同じ東京勢の関東第一のオコエ(楽天ドラフト1位)が、中堅として快足を生かしたプレーで、夏の甲子園、U―18W杯を沸かせた。 高校日本代表の先輩からフットガードを譲り受けた清宮は、「甲子園で優勝できなかった思いが強い。また戻るための活力、糧にして、頂点を目指したい」と語っていた。スケール感たっぷりの巨体からあふれ出す怪力で、新時代のセンター像を築いていく。